目次
ビジネスローンを申込むときに注意しておくべき点がいくつかあります。申込時にミスをしてしまうことで、せっかく会社の業績に問題ないのにも関わらずにビジネスローン審査に通らないということも起こりうるのです。ビジネスローン申込時の注意点は確実に押さえておきましょう。
1.申込対象でないビジネスローンに申込む
ビジネスローンには申込条件というのが定められています。
- 個人事業主だけが利用できるビジネスローン
- 法人経営者だけが利用できるビジネスローン
- 両方とも利用できるビジネスローン
と利用対象で大きく分けても3種類のビジネスローンがあるのです。
個人事業主だけが利用できるビジネスローンに、法人名義で借入をしようとしても、完全にビジネスローン審査は落ちてしまいます。
2.必要な必要書類が用意できない
ビジネスローンの中には
- 決算書2期分
という必要書類が必要なものがあります。
当然、この場合は事業年数が2年を経過していて、かつ2年目の決算が終わっていないと必要書類自体が用意できないのです。
事業年数が1年しか経過していなければ、2期分の決算書はどうやっても提出のしようがなく、ビジネスローン審査には落ちてしまいます。
3.NG事項に該当するビジネスローンに申込む
ビジネスローンの中でも
- 赤字決算NG
- 起業資金NG
- 税金滞納NG
・・・
など、このような方には融資できません。というNG事項が決まっています。当然、赤字決算NGのビジネスローンに赤字決算の会社が申込んだところで、ビジネスローン審査は通りません。
4.虚偽の情報を記載する
たかが、申込みフォームとバカにしてはいけません。
ビジネスローンに限らず、ローンの審査というのは、申込みフォームに入力した情報がそれなりのウェイトを占めるのです。
とくに他社借入額などは法人の信用情報を調べれば、正確な金額がわかってしまいます。うる覚えで入力した金額があまりに正確な金額とかい離がある場合には「虚偽の申告」と判断されてしまい、審査が通らなくなってしまうのです。
5.申込をしてから必要書類の提出に時間がかかりすぎる
申込をしてから、必要書類の提出までに時間がかかりすぎると「本当に資金が必要なのか?」と本気度を疑われてしまい、そのことが原因で審査に通らないケースもあるのです。
申込をした後は時間を空けずに要求された必要書類を提出しなければなりません。長期間の出張など不在にする期間の前に申込むのは避けましょう。
6.打ち間違えが多い
パソコンで入力するので、誤字脱字というのはありえないのですが、あまりにも多い漢字の変換ミスなどをそのままチェックせずに申込んでしまうと・・・「信頼性」の面で懐疑的な印象を与えてしまい、ビジネスローン審査の評価がマイナスになってしまいます。
7.固定電話がない
固定電話というのは会社の実態を証明するものですので、携帯電話だけで社長1名でやっている会社も増えてきているのですが、やはり固定電話があることが最低限のラインとなっています。固定電話があることで、闇金業者や詐欺業者ではないとある程度は考えられるからです。
8.申込完了メールも確認する
申込フォームに入力して「情報を送信した」と思っていても、確認ページで終わってしまって「情報が送られていない」ということも起こりえます。
ほぼすべての申込フォームは申込が完了したら、登録したメールアドレスに申込完了のメールが送られてきます。メールの確認まできっちり行いましょう。
まとめ
申込フォームに入力する情報からビジネスローン審査ははじまっているのです。
- 正確な情報を入力すること
- 自分の会社が対象になるビジネスローンに申込むこと
を忘れずに実行しましょう。